講座の研究教育の目的

 学部

本専攻では、高度に専門化した医療に対応できる基礎力と応用力を備え、かつ医療人として不可欠な倫理観に裏づけられた豊かな人間性を備えた臨床検査技師、さらに検査技術科学を学問として追及する教育・研究者を育成することを目的としています。学生の皆さんは東山キャンパスでの全学教育と大幸キャンパスでの専門教育を通じて医療人としての豊かな教養・人格を身につけるとともに、これらの学問に対する深い知識と技術を修得します。特定の単位を取得して卒業すると、臨床検査技師国家資格の受験資格が得られます。

 


主任からご挨拶

【日本の未来の保健医療を創る人材を育てる】

   

 私たち検査技術科学専攻の教員は学生の皆さんが専門職としての臨床検査技師の技術を習得し、さらに、保健学研究の進歩に貢献できる研究開発マインドを持つ指導的な医療人となれるよう全力で支援します。   高い能力と志を持った学生の皆さんが、本学検査技術科学専攻への入学・進学を志望し、私どもの力強い仲間として加わってもらえることを、教員一同、心よりお待ちしています。


歴史

本学における臨床検査技師養成機関としての歴史は、昭和36年4月に中部地方で最初の検査技師養成施設として鶴舞キャンパスに開校された医学部附属衛生検査技師学校に始まります。昭和47年には修業年限3年の臨床検査技師学校に、昭和54年にはキャンパスを現在の大幸地区に移し3年制の名古屋大学医療技術短期大学部・衛生技術学科、平成9年10月に4年制の名古屋大学医学部保健学科・検査技術科学専攻へと変遷してきました。

活躍の場

これまで巣立っていった附属学校・短期大学部卒業生の多くは、切磋琢磨の日々を経て東海地区の医療機関で技師長、副技師長、主任技師として活躍されており、後輩の保健学科卒業生も各々の職場で中堅・若手医療技術者として日夜活躍しています。大学院の修了者も病院検査部に加えて、製薬・健康食品メーカー、医療機器メーカー、受託臨床試験実施機関などで実力を存分に発揮しています。

カリキュラム

学部

本専攻のカリキュラムは、1年次は全学教育科目(教養科目)と専門系科目の一部、2年次は全学教育科目の一部と専門系科目、3年次は専門系科目および医学部附属病院等での臨地実習、4年次は専門系科目ならびに卒業研究で構成されています。全学年を通して、データサイエンスに関する科目が多いのが特徴です。

 卒業時に所定の単位を修得した者は、厚生労働大臣が行う臨床検査技師国家試験の受験資格が得られます。詳細は保健学科ホームページまで。



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